ふじみ野 vs 飯能

 今年で2年目を迎えた新生飯能は、昨年度の第102回全国高校選手権県予選決勝トーナメントを経験したCB神翔真(2年)、武井俊輔と堀辺航太の両MFにFW高橋悠斗(以上3年)といった昨季からの主力4人が先発。

 今大会1回戦では新座を8-1と圧倒したが、この日は立ち上がりからふじみ野に主導権を握られ、苦しい展開に追いやられていた。しかし前半32分、FW佐々木マックス オウス(3年)がヘッドでつないだボールを主将の高橋が右足で蹴り込み、首尾よく先制に成功。前半をリードして折り返した。

 ふじみ野は後半1分、右MF山本雷(3年)が決めて同点にしたが、飯能は17分に再び佐々木のアシストから高橋が勝ち越し点をものにする。逃げ切りたかった飯能だが27分、右CKのこぼれ球からMF島侑也(3年)にゴールを割られ再度振り出しとなり、延長戦へもつれ込んだ。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
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