伊賀白鳳 vs 津工
対する伊賀白鳳は昨年、早生まれとしてミニ国体のメンバーにも選ばれたDF笠次泉流(3年)が累積で出場停止という苦しい台所事情だったが、試合を託された選手が意地を見せる。24分にはDF5柘植羅夢斗(3年)からのパスを受けたFW11ヤトヤマ・ユキオ(2年)の低いクロスがゴール前に入ったが、中と合わず。27分にはヤトヤマのパスから、MF7葛原敏史(3年)が右サイドを抜け出そうとしたが、並走したDF22山崎蒼葉(2年)のスライディングに阻まれ、シュートには至らない。以降はMF15ニャンゴロ・ライラ(2年)が見せた中盤での奮闘もあり、0-2のまま試合を折り返した。
3点目を決めて勝利を確実な物にしたい津工は後半に入り、重心が低かったサイドに高い位置を取らせることで攻撃をてこ入れ。交代カードもフル活用することで攻撃のギアを再び入れる。だが、伊賀白鳳が引いてゴール前を固めてきたため、思い通りにシュートまで持ち込めない。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)三重予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)三重予選