MF8下醉尾朔也のゴールで神戸弘陵が先制

 前半も残り5分を切ると、ベンチから「長いボールで」と声が飛んだ三田学園に対し、神戸弘陵はMF10石橋瀬凪(3年)が左サイドから華麗なドリブルでDF3枚をかわしボックスに侵入。ゴールには繋がらなかったが神戸弘陵が盛り返した形で前半を終えた。

 「前半はプラン通り0-0で終えて、後半追い風で勝負」(福島康太監督)と、三田学園は狙い通りの前半。対する神戸弘陵も「前半は相手も走ってくるとわかっていたので、前半は展開を入れたりして走らせて、後半バテてきたところで、点を入れるというのをチームで統一して意識していた」(MF7木津奏芽)とこちらも想定内。

 その上で神戸弘陵は「前半は2トップのカウンターとFKが、こちらのゴールに向かってくるシーンだったので、まずは不用意なファウルを減らすこと。2トップに入ってくるロングボールの処理、セカンドボールを拾う意識の徹底をしました」と、谷純一監督がハーフタイムに守備面をテコ入れ。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
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