試合後、鈴木監督は「慶應も団結していいチームでしたので、後半立ち上がりの劣勢な時間帯に3点目を取れたのが良かった」と攻撃に関しては評価した。しかし「一番悔しいのは失点シーン。まだまだ神様に『足りないんだよ』と教えてもらいましたし、来週のゲームに対して気を引き締める好材料になったのかと思います」と選手へ奮起を促した。先取点を含め2得点の丸茂も「チームとして複数得点できたのは良かったですが…クリーンシートで抑えたかった」と得点の喜びよりも失点を悔やんだ。

 勝ち上がった桐光学園は15日、昨年ともにインターハイ出場を果たした日大藤沢と全国行きの切符をかけて争う。

(文・写真=西山和広)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選