弥栄 vs 東海大相模

 「いや~よかった~」思わず、安堵の声を漏らした東海大相模 有馬信二監督。後半終了で追いつき、延長戦で逆転と厳しい試合を強いられての勝利だけに無理もない。

 相模原弥栄は高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 2024 神奈川 K3所属ながら、この大会の3回戦で桐蔭学園に2-1、準々決勝で川崎橘を1‐0で破り勝ち上がったが、これは偶然でもただの勢いではないことを証明した。相模原弥栄はやや後ろに構えながら、ボールを奪取するやゴール前に一直線。そのシンプルさが、迷いのなさと力強い推進力を生んだ。

 延長戦を含めた100分間を振り返れば、東海大相模がボールを支配する一方、決定機は相模原弥栄。一撃必殺のカウンターが何度もスタジアムを沸かせた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
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