生駒イレブン

 前半からペースを握ったのは奈良育英。FW藤川陽太(3年)が、幾度となく生駒DF陣の背後を取り、味方からのスルーパスに抜け出すプレーを見せるものの、生駒のCBコンビが懸命のカバーリングを見せて、決定機を作らせない。また前半だけでコーナーキック5本、直接FK6本を数えた奈良育英のセットプレーの場面でも、プレーメーカー・MF有友瑠(3年)のキックが何度も惜しい場面を作るが、守護神・石丸裕基(3年)を中心に今予選でわずか1失点の堅牢な生駒DF陣がゴールを許さなかった。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)奈良予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)奈良予選