尚志 vs 学法石川

 後半の立ち上がりも勢いは落ちず、38分に右サイドをドリブルで突破した千住のラストパスに途中出場のMF阿部翔大(2年)が反応。冷静に流し込み、リードを広げた。以降はメンバーを変えながらゲームを閉めた尚志。決定機を決め切れない時間帯が続き、最終盤の69分に学法石川のFW村田駿助(2年)にロングシュートを決められたが、磐石の試合運びで勝利を手にした。

 「準決勝からのスタートでやりづらさはあった」(仲村浩二監督)。U-18高円宮杯プレミアリーグEASTに参戦しているため、今予選は準決勝からの登場。初戦が代表決定戦という難しいシュチュエーションだったが、千住が奪った電光石火の先制点で肩の力が良い意味で抜けた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福島予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福島予選