立ち上がりからボールを握り、試合を優勢に運んでいたのは中央学院だった。しかも31分、攻撃のかなめであるMF10手塚柑汰(3年)が利き足の左足で鮮やかに決め、先制。打倒・市船まで、あと一息に迫った。だが、終盤に立て続けに2失点し、万事休す。
準決勝進出を果たした市船は、6月12日、進境著しい東京学館と相まみえる。「厳しい戦いになると思います。いい準備をして臨みたいです」と、波多監督に“油断”の二文字は見当たらない。
(文・写真=小室功)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選