終盤に2得点し、起死回生の逆転劇!市船が技巧派軍団・中央学院を振り切る

市立船橋イレブン

 総体出場を目指す市立船橋が、ドラマチックな逆転劇を演じた。

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 県内随一の技巧派軍団である中央学院に1点のリードを許したまま、刻一刻とタイムアップが近づく。まずは同点に追いつくべく、左右のスペースを使って、相手を揺さぶる市船の攻撃が、77分に結実した。殊勲のゴールスコアラーは、CB5岡部タリクカナイ颯斗(3年)だ。キャプテンの一撃がチームを土壇場から救った。

 ペナルティエリアの外で、ボールを受けた岡部は、相手をかわすと、迷わず足を振り抜く。目の覚めるようなミドルシュートが、中央学院のゴール右上に突き刺さった。満面の笑みを浮かべる岡部は、試合後、こう振り返っていた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
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