決勝弾を決めた市立船橋FW9伊丹俊元
市船の左SB13渡部翔太(3年)のクロスに対して、相手ゴール前に上がっていたCB5岡部タリクカナイ颯斗(3年)が競り、こぼれ球にCB4ギマラエス・ガブリエル・ロドリゲス(3年)が絡み、最後はFW9伊丹が押し込んだ。
再び振り出しに戻すべく、流経大柏はCB4奈須琉世(3年)を前線に上げるなど、攻撃にエネルギーを費やしたが、スコアは動かず、タイムアップ。この瞬間、市船が“福島行き”を決めた。
「今年は中村(健太)コーチが中心となってチーム作りを進めていますが、一戦一戦、結果を出すことで、選手たちも自信を深めています。その成長ぶりが本当に頼もしく感じられます」(波多監督)総体での目標はもちろん優勝だが、まずは前回のベスト8越えを目指す。
(文・写真=小室功)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選