北越 vs 開志学園JSC

 エンドが変わった後半。最初にビッグチャンスを生かしたのは、またもJSC。38分、前線から連動したプレスで相手のミスを誘発しボールを奪うと、左サイドバックの松浦朔太郎が絶妙な縦パスを配球。そこにフリーで走り込んだ阿部がGKの頭上を通過するループシュートを流し込み、リードを2点に広げた。

 攻撃の手を緩めないJSCは46分、左サイドを抜け出した阿部が中央にクロス。荻原が左足ボレーで合わせるが、これはGKの正面。1分後には左MF徳丸祐希の左クロスをMF宮坂哲之真が合わせるが、シュートはゴールバー上を通過する。ダメ押しの3点目を奪うことは出来ないが、攻撃的な姿勢を貫いて押し切る。

 意地を見せたい北越はパスのサイズを変えながら前進。チャンスは作るも、JSCの最終ラインを崩せずに1点が遠い。57分には北越がこの試合最初の決定機を迎えるも、ゴールライン上でJSCのDF福田夏宏がクリア。70分間、常にアラートな状態をキープした福田は「前線の守備のおかけでパスコース、シュートコースを抑えることができた。試合をする度に連携は良くなっている」と胸を張る。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選
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