エースの阿部は2ゴールの活躍。圧倒的なスピード、パワー、テクニック、決定力で北越守備陣を翻弄した。宮本監督は「ポテンシャルはこんなもんじゃない。まだまだ楽しみ」と準決勝以降のさらなる爆発に期待した。阿部本人も「スピードでは絶対に負けない」と自信を示すが、「次、その次で勝たないと今日の勝ちの意味がなくなる。浮かれることなく、いい準備をする」と気は緩めない。
この日は女子サッカー部、ともに開志学園高で学ぶアルビレックス新潟U-18の選手たちが応援に駆けつけ、大声援を送った。勢いづくJSCは6月1日の準決勝で上越と対戦する。得点王候補の阿部は「総体、選手権、リーグ戦の3冠が今年の目標。まずは1冠に向け、勝利につながるゴールを奪い続けたい」と意気込んだ。
(取材=編集部)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選