後半は多くの決定機を作り出した徳島科学技術

 対して準決勝では鳴門を4-2で下し、大会初優勝と地元開催だった2022年以来2度目のインターハイ出場へあと1勝と迫った徳島科学技術は2トップが縦に並ぶ「4-4-1-1」。スターティングイレブンはGKは1山本空来(1年)。4バックは右から3割石奏汰(2年)、13藤崎陽成(3年)、5板東晋之介(2年)、2藤田賢紀(1年)。中盤はダブルボランチに6木内遼太郎(3年)と8金本歩大(3年)が入り、サイドハーフは右に15坂本怜大(2年)、左に9鹿耳翼(2年)。2トップはキャプテンマークを巻いた10鈴江京太郎(3年)が頂点に位置し、その下に14竹中和(3年)が入った。

 試合は戦前の予想通り、立ち上がりから高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 四国でも現在2位を走る徳島市立のペースに。2トップ、両サイドハーフに7山口、さらに2藤川、5岸孝亮の両SBを絡めた攻撃と、前線からの激しいプレッシングで徳島科学技術にカウンターの機会さえ与えず。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)徳島予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)徳島予選