四国学院香川西を2-2からのPK戦で破り3大会ぶり3度目のインターハイ出場を決めた尽誠学園歓喜のダッシュ

 対して現在JFAプリンスリーグ四国では6試合を終えて10チーム中8位と苦戦中。今大会初戦2回戦では藤井にスコアレスPK戦と苦しんだものの、以後は準決勝・高松商戦の1-0含め、4試合連続無失点を続けてきた四国学院大香川西は「4-1-4-1」。スターティングイレブンはGKは1阿久津凱利(3年)。4バックは右から5細川俐空(1年)、4高金宏人(3年)、3伊地知柊也(3年)、2中川創太(2年)。中盤はアンカーに6大坪侑燎(2年)が入り、その前に右から7(3年)、8古畑大弥(3年)、11本田翼(3年)、9植田絆(1年)の4枚。ワントップはキャプテンマークを巻いた10玉田滉喜(3年)。

 なお、四国屈指のスピードスターである四国学院大香川西MF森川海人(3年)は4月27日の四国プリンス第4節からベンチを外れており、今大会も登録外となっている。

 試合の前半はピッチ上空に軽い失点を回避するクリアボールと、相手DFラインを下げさせるための前線へのロングボールが飛び交った。よってデュエルがピッチの各所で生じる中、尽誠学園は準備されていたであろうコンビネーションプレーを駆使しシュートを8本放つもゴールはならず。0-0で前半を折り返した。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)香川予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)香川予選