延長までもつれた白熱のゲームは、終盤に得点を重ねた大津が熊本国府を下して6連覇を達成
大津 vs 熊本国府
6月5日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選の決勝がえがお健康スタジアムで行われ、延長線の末に熊本国府を3-2で下した大津が6大会連続の全国高校総体出場を決めた。
30℃を超える暑さの中で始まったゲーム、序盤は早い出足でボールに対してプレッシャーをかける熊本国府が奪ってからの大きな展開で押し込み、3分に右からのFKに岩﨑祷真が頭で合わせるが枠を捉えることができず。対する大津は、的確なポジショニングや足元の技術の高さを生かし、細かいパス交換で相手のプレッシャーを剥がしながら徐々に前に運ぶ状況を増やしていく。熊本国府のクリアボールも高い位置で回収することで、相手陣内でボールを保持するようになったが、舛井悠悟が右からクロスを入れた8分の場面はDF新屋颯波が体を投げ出してブロックするなど、熊本国府も寄せの早さと球際の強さで跳ね返す。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選