今大会は、「やるべきことはやれたし、今まで跳ね返され続けたベスト4への壁も初めて乗り越えての決勝。ただ連戦での体力面、自陣へ押し込まれたときの守備の粘り強さ、あと相手のサイズに突かれて点差を守りきれなかった。優勝を成し遂げるにはまだまだ甘い。今回の経験で次何をすべきなのかを選手それぞれがしっかりと感じ取ってこれからに臨みたい」と、奥間監督は選手権に向けて闘争心を掻き立て、結束力を高めていきたい考えだ。

 両チームは今月15日から大分県で開催の「第76回全九州高等学校サッカー競技大会に出場。優勝した那覇西は熊本国府(熊本)と、準優勝の興南は龍谷(佐賀)と1回戦を戦う。

(文・写真=仲本兼進)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)沖縄予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)沖縄予選