矢板中央が駒澤大高に勝負強くウノゼロ勝利!FW山下魁心が値千金弾
矢板中央FW18山下魁心
したたかにゲームをコントロールし、勝負所でゴールを奪い切った矢板中央(栃木)が3年連続となるベスト16進出を決めた。
7月28日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)2回戦が福島県のJヴィレッジなどで行われ、いわき市のアロハフィールドで矢板中央は駒澤大学高等学校(東京)と対戦。パワーとフィジカルで勝負するスタイルは自分たちと近しく、ロングスローを武器に持つ点も似ている。そうした相手に対し、序盤から矢板中央は相手の攻撃を主将・CB佐藤快風(3年)を中心とする3バックで跳ね返していく。球際の勝負でも競り勝ち、セカンドボールの拾い合いでも優位に立つ。
攻撃面では決定打を繰り出せず、「やっぱり、(全国大会の初戦なので)バタバタしてしまった。シュートもちゃんと当たらなかったので」と髙橋健二監督が振り返った通り、ゴール前の精度に課題を残した。それでも何度も全国大会を戦っている経験値を生かし、慌てずにゲームを支配。タフな戦いぶりで0-0で終え、ハーフタイムを迎えた。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)