追加点がほしい帝京長岡は前半終了間際、ゴール中央からMF7水川昌志がミドルシュートを突き刺す。古沢監督が「ミドルシュートは初めて見た。間違いなく相手のテンションを下げたゴール」と絶賛した水川のミドル弾で、東海大相模を3-0と突き放し前半を折り返す。

 前半は攻め切れなかった東海大相模は41分、MF10沖本陸がこの試合初めてのシュートを狙うも、またしても帝京長岡に追加点を許してしまう。43分、左サイドから安野の鋭いクロスをFW10柳田夢輝がドンピシャでヘディングを突き刺し4点目。

 東海大相模は最後まで諦めず、ボールを繋ぎながらビルドアップから、ミドルゾーンまでは持ち込むが最後のアタッキングゾーンでの精度を欠き、決定機を作ることができずタイムアップ。4-0で快勝した帝京長岡が3回戦を突破した。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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