開口一番「苦しかったです」と吐露した横浜の池田寛太監督。6:4の割合でボールを保持し、攻勢を強めながらも決めきれないなか、先に失点。時間を置かず、追いついたものの、追加点が取れなかっただけに無理もない。それでも辛くも勝てた要因はなにか。

 そのひとつを池田監督は守備面を挙げた。

「我々はどんな相手であろうと、キチンと守備から入るといった当たり前のことをどれだけ徹底してできるか、その点を突き詰めてきました。きょうのゲームでは守備に関して主導権を握れた時間帯が長かったと思います」と強調。

 また主将DF5水間悠晴(3年)は「チームがいままでやってきたことを個人個人がしっかり出してくれました。良い守備から良い攻撃ができました」と語った。

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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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