一方、あと一歩、及ばなかった住吉。布陣は4-1-4-1。アンカーのMF10佐藤優海(3年)を起点に、インサイドハーフMF6神前智哉(3年)、MF8赤木俊介(3年)、トップのFW7中崎有勇人(2年)が攻撃を組み立て、両ウィングからサイドから崩す狙いだった。
松井文哉監督は「強みにしているセットプレーから得点できましたが、相手のボランチとセンターバックがタフで効果的なボールが入らず、狙った攻撃ができませんでした」と反省を口にした。
また松井監督は「選手権は嘘をつけない大会。心技体のどれかひとつでも欠けたら、落としてしまう大会。今回、PKで負けましたが、選手たちは心技体の部分を試合で見せてくれました」とイレブンを称えた。
なおブロック決勝2日目は21日に開催され、2次予選進出校が出揃う。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選