橘FW10波壁航輝(写真=K,Nishiyama)

 試合後、森谷監督は「選手たちが自信なくしていた中で、1週間すごく良い雰囲気で良い準備してくれた。相洋さんもすごくパワーがあるチームなので、それにまずしっかり耐えることと、少ないチャンスをものにできるようにしようと話していたことをよく集中してやってくれたと思います。自分たちが攻撃している時間が短い中で、ああいう一瞬のところをちゃんと意図がある突破をできた」と勝利を喜んだ。

 続けて「今年トーナメントは8を外してなかったので、ここまで来れたということで、もう1個で橘の過去最高のベスト4なのでそこを乗り越えたい」と意気込みを見せた。

 キャプテンの森は「1点目取った後の2点目の時間帯が良かった。橘は入りとか、切れたプレイの後とかが弱かったのですが、今日はDF陣が粘り強く守備して前線に良い形でボールをつなげたかなと思います」と試合を振り返ると「相手が相模って決まったらしいので、相模は関東やK1でも負けてる相手なので、絶対に勝ってやるって気持ちで11人全員で頑張っていきたいと思います。関東の仮りを返したいです」と意欲を示した。

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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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