横浜創英 vs 東海大相模(写真=K,Nishiyama)

 開始早々から横浜創英は積極的に仕掛ける。DF2岡本ナオがMF7福田裕翔のスルーパスから抜け出すも、これはわずかにオフサイド。さらに2分にはFW11川上鉄平が左サイドの裏に抜け出すがフィニッシュには至らず。

 序盤、左サイドのスペースを狙われた東海大相模だったが、すぐさま対応すると奪ったボールから自らの左サイドへの大きなサイドチェンジでFW14小林正樹のスピードを活かし、徐々に流れを引き寄せる。

 すると36分、右サイドで展開されたボールをMF11辻将耀がゴール前に浮き球のラストパスを入れると「自分のところに来ると予測し合わせるだけだった」(FW10沖本陸)がスペースに走り込みゴールネットを揺らした。

 これに対し、横浜創英も前半アディショナルタイムに怒涛の反撃を見せる。福田がGKとの1対1の局面でシュートを放つが、これはDF4石井龍翔に身体を張って弾き出され、得点には至らず前半を折り返した。

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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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