3点目を決めた神戸U-18MF35上野颯太(1年)

 追い掛ける展開を強いられた矢板中央も諦めてはいない。「ヴィッセルは昨年、優勝しているし、プレミアに所属しているので個人の質はかなり高いのは分かっていたので、タフにやろうと思っていた」と口にするのは佐藤。前半終了間際にFW15堀内凰希(3年)のゴールで1点を返すと後半は「リアクションではなく、自分たちのアクションで」というベンチからの指示も受け、サイドを仕掛ける回数が増えていく。

 後半7分には左CKの折り返しをMF63田中晴喜(3年)が合わせたが、シュートは右ポストに直撃。10分位は右サイドを仕掛けたこぼれ球をMF22黒崎泰良(3年)が左足で狙ったが、相手の牙城を崩すことができない。すると、12分にはパス交換で自陣を崩され、MF35上野颯太(1年)に3点目を決められた。それでも矢板中央は諦めずに攻める25分には右CKのこぼれ球佐藤がシュート。再びゴール前にこぼれたところを堀内が押し込み、3-2で試合を終えた。

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