ガンバ大阪ユース vs 桐蔭学園

 幸先の良いスタートを切った桐蔭学園だったが、以降が続かない。「前半の内容は悪くなかった。相手が来なかったので、DFラインでボールが持てていた。そこから間に入った時が僕たちの攻撃のパターンで、良いプレーが多くなる」。そう振り返るのはG大阪ユースのMF8森田将光(3年)でテンポよくボールを動かしながら、桐蔭学園DFの隙を突いていく。

 9分には左サイドでボールを受けたMF14大倉慎平(3年)が中に流れながら放ったロングシュートが決まって同点に追い付くと、17分には高い位置で奪ったFW23久永虎次郎(2年)のパスから右サイドに開いたMF10長田叶羽(3年)がクロスを上げてCKを獲得。森田がゴール前に入れたボールを大倉が頭で合わせて逆転に持ち込んだ。

 後半に入ってもG大阪ユースの攻撃は衰えない。後半2分には後方からのフィードを受けた長田がドリブルでの全身から左前方にスルーパス。MF7天野悠斗(3年)のシュートはDFに阻まれCKとなったが、このチャンスをDF4松井イライジャ博登(3年)が合わせてリードを2点差に広げた。

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