30分ハーフの前後半で決着が付かず、勝負の行方は3本形式で行なうPK戦に委ねられることになったが、「PK戦は結構自信があるので、相手の動きを見ながら冷静に止めました」と話す大川が3人目のキックを防ぎ勝負あり。「自分たちが最大限の力が出せば、こういう相手にもしっかり勝ち切れることができると知れた。選手権優勝に向けての過程としてプレミア昇格を目指している。そのためにはここでも、しっかり勝ち切って優勝を目指したい」と大川が話す通り、自信を得る白星となった。

 対するG大阪としては悔しい負けで古河は言葉を振り絞る。「クラブユースに比べて少しやる気や熱量に欠けていたかなと思う。僕も含めて自分の能力を過信した結果、余裕を持ってプレーして、失点した。クラブユースで優勝して2連覇したけど、すぐに負けるというのは自分たちの力がまだ足りていないから。そうしたことが分かる試合になった」。

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▽第12回和倉ユースサッカー大会 2024
第12回和倉ユースサッカー大会 2024