目下J1リーグで首位に立つFC町田ゼルビアの育成組織で中学時代を過ごした遠藤は、「あのゴールは練習でもよく試しているパターンです。確実にミートすることを心掛けてファーポストを狙いました」と貴重な決勝点を説明した。
創価はこの後、39分にFW三浦和伸(1年)が左に外れる惜しいシュートを放ち、アディショナルタイムには三浦の右クロスから佐久間が右足で合わせたが、わずかにバーを越えていった。
海城も4-4-2の布陣で、ベンチ入りメンバーは1、2年生で編成された。主将の右MF内海心温(2年)がダイナミックなドリブルでぐいぐいと進出し、相手の守りに風穴を開けようとしたが、創価の忠実な守備を崩せなかった。前半6分に内海の右クロスからボランチ西口昴(2年)が決定的なシュートを打ったが、DFのブロックに遭って絶好の先制機を逃してしまう。
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選