日大二 vs 豊南

 前半8分、益戸の蹴った右CKから長田が狙ったヘディングシュートは惜しくもGKの正面を突いたが、12分に決勝点となる先制ゴールが生まれた。FW足立健太郎(3年)が、ゴール前方の左へこぼれたボールを上手に押し込んだ。37分という絶好の時間帯には、左SB横井煌大(3年)の正確な左クロスを長田がヘディングで決め、前半のうちに貴重な追加点を挙げた。

 1回戦が6-0、2回戦も4-0で勝ち進んだ豊南は4-2-3-1の陣形から、MF吉田龍ノ介(3年)が攻撃の陣頭指揮を執った。

 吉田は前半6分、ゴール正面やや右の23メートル付近からFKを直接狙ったが、GKのパンチングに阻止された。アディショナルタイムには吉田が左から送った最終パスに右SB中山薫(2年)が右足で合わせたが、わずかにバーの上を通過し得点できなかった。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選