日大二は後半開始からMF野尻晴陽(2年)を投入。右2列目に入ると、力強いドリブルで敵陣に進出し、1対1の仕掛けに何度もチャンレンジ。抜群の推進力で攻撃のアクセントになった。

 9分、その野尻が長い距離を運んだ後に球を預かった足立のシュートはバーを弾かれ、14分に左CKから放ったCB青木龍之介(2年)のヘッドは、DFにブロックされた。

 しかし24分、野尻の右クロスから有隅を経由し最後は益戸が決めて3点目。野尻は37、39分の決定機を続けて外したが、アディショナルタイムに守備陣の裏へ抜け出して得点。続いてゴール前1メートルの大混戦からMF野本虹汰(3年)が押し込んで締めくくった。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選