明法 vs 淑徳

 明法は前半28分、FW伊集院陽向(2年)の蹴った左CKが混戦となり、石井がセカンドボールを拾って強シュート。39分には林がゴール正面から狙ったが、GKに捕球されて先制機を逸してしまう。しかしアディショナルタイム、こぼれ球に素早く反応したMF松坂颯(2年)が押し込んでラッキーな先制点をものにした。

 2回戦で都立雪谷に2-1と競り勝って決勝に駆け上がった淑徳は、相手にボールを持たれる時間が長かったものの、CB南豪(2年)を中心に粘り強い応対で多くの決定機をつくらせなかった。ただ複数のパスを通わせながら、質の高い最終パスを配給する形にはなかなか持ち込めず、好機は前半25分にFW小林瑛登(2年)の打った1本だけだった。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選