決勝ゴールを決めたFW10三鴨奏太(写真=矢島公彦)
「勝ちにいくのではなく、負けないようにどう試合を作っていくか」と堀越・佐藤実監督。この言葉に100分間の戦いが凝縮されている。
その担保となるのが堅い守備。実践学園の両サイドの攻勢にさらされながらも跳ね返した堅守は、現在J1で最少失点「31」を誇るFC町田ゼルビアを参考にしているとのこと。体を張った逃げない守備が奏功した。またシュート数を見ると実戦学園の7本に対し堀越は18本。延長戦では実戦学園に1本のシュートも打たれてないなど、攻守のメリハリ、あるいは循環がうまくいった。
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選