滝川二FW空久保善

 1本目は拮抗した展開が続き、開始6分には中央を運んだ芋縄から左に展開し、河村がカットインからシュート。9分には高い位置でボールを奪った樺山がシュートまで持ち込んだが、寺島のセービングに阻まれた。一進一退の展開が続く中、14分には樺山のスルーパスからPA右に跳びだした松岡がゴール前にパス。ニアに飛び込んだ伊藤湊がダイレクトで合わせて緑ビブスが先制した。

 失点を機にピンクビブスも意地を見せる。主役となったのは「去年の(選手権)東北学院戦はあれだけ攻めていた中、自分にも2つ決定機があったけど決めることができなかった」と悔しさを口にする空久保。「ゴールを決め切るところに拘っている」と話す点取り屋は20分に相手のバックパスミスを逃さず、シュートをゴールネットに突き刺した。

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