守勢にまわる鳩ヶ谷。キャプテンマークを巻くDF3山田繁志(3年)を中心に押しこまれながらも身体を張った守備で決定的なシーンは作らせず、 さらにGK1蓮沼弘翔(3年)の連続好セーブで2失点目を許さなかった。

 攻める大宮北。耐える鳩ヶ谷。試合は1‐0のまま、後半へ。守りながらもカウンターで迫りたい鳩ヶ谷だったが守備に力が費やされるせいか、攻撃になると、相手の速いプレスに阻まれるとともに、肝心な局面でイージーなミスでふいにするなど、エネルギー切れの印象は否めなかった。

 そして迎えた後半22分。大宮北はCKの流れから、こぼれ球に反応したMF8安東が決め、 鳩ヶ谷を引き離した。さらに大宮北は後半アディショナルタイム、MF7嶋村都羽(3年)→FW11 並木悠介(3年)とつないで、最後はMF7嶋村がゴール。試合を決めた。

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▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選