「一番、転びました(笑)」とFW10萩原は4-2-3-1のワントップで起用。攻守の最前線とあって身体を張り続けたことがわかる。FW萩原はいままで実感しているので頑張らないといけないと感じています。(大宮北は)守備からいくのがモットー。まず点を決められないのが一番。そうしながら、今回は先に1点とれたことでより安定した守備ができました」と守備の大切さを語った。

　そして工藤監督がもうひとりのMVPが、後半、途中出場3点目をアシストしたFW11並木。ドリブルを武器に相手に圧力をかけつつ、チームに勢いをもたせた。そのFW11 並木、ピッチに入った直後、緊張のあまり、ボールは足につかなかったそうだが、応援の声も手伝い、いつも通りのプレーができたとのこと。アシストのシーンを「あんなにテンポよく、ポンポン、ボールがまわったので驚きました。いつも以上の出来でした」と振り返った。

（文・写真＝佐藤亮太）