坂戸西 vs 叡明
しかし前半は、前日の雨で悪化したピッチコンディションなどもあり、両外に好配給できず、自慢のサイドアタックが不発。決定的なシュートは2本しかなかった。まず32分、主将のFW山地ルアン(3年)が右から絶好の最終パスを上げ、MF眞下亮央(3年)が右足で合わせたがバーを越えていった。追加タイムには郡司の右クロスを左SB緑川大輝(3年)が狙ったが、これもわずかにバーの上だった。
3-5-2の叡明はなかなか敵陣深くにまで進入できなかったが、少ないチャンスをシュートにまで持ち込み、前半に2度の決定機をつくった。まず19分、MF濵優真(3年)が右ウイングバック川村昊大(3年)の右クロスからヘディングシュート。惜しくもバーをかすめた。アディショナルタイムには、左ウイングバックの内村琉聖(2年)がゴール前の混戦から決定打を放ったが、わずかに右ポストをなめるように外れた。
▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選