上尾鷹の台イレブン

「このままじゃ終われない」上尾鷹の台、1-0で桶川に競り勝ち決勝Tへ

 第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選1次予選が行われ、上尾鷹の台と桶川が対戦。試合は前半12分、上尾鷹の台、左サイドMF9中村悠里(3年)が中央にクロス。クリアボールのこぼれ球を最後はMF20大熊柊耶(1年)が流し込み先制。これが決勝点となり、上尾鷹の台が1‐0で桶川を退け、決勝トーナメント進出を決めた。

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 勝った上尾鷹の台・横田遼一郎監督は「桶川さんには『前線に強い選手がいる』という情報があったのでシンプルにDFラインをはじいて、その裏を狙いました。われわれにも前に速い選手がいるのでチャンスを作ろうとしました。それが前半、うまくハマりました。後半は体力面で苦しさはありましたが、3年生が率先して声をかけてくれ、最後の決定的なシーンで身体を張ってくれました」と総評した。

 両チームともに、高くラインを設定しながら、互いのスペースの狙いあい。奪ってはカウンター。奪われても速いプレスと身体を張った守備となにかと上下に忙しい試合となった。ただ全体を振り返ると、チャンスの回数は上尾鷹の台。決定機の質では桶川の印象だった。

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▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選