2回戦屈指の好カードは市立浦和がPK戦の末に武蔵越生を下す
市立浦和イレブン(写真=河野正)
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選は10月20日、インターハイ(総体)県予選準優勝の西武台などシード勢が登場し、県内各会場で2回戦15試合が行われた。今夏の総体で初優勝した昌平は10月26日の3回戦が初戦となり、西武文理との対戦が決まった。
県1部(S1)リーグ同士が2回戦で唯一顔を合わせた屈指の好カードは、市立浦和が2-2からのPK戦で武蔵越生を下し、3回戦で関東高校大会予選覇者の正智深谷と激突することになった。
4バックでスタートした市立浦和は、前半17分までに早々と2点を失った。大野恭平監督は「緊張と自信のなさが原因」と述べ、さらに具体的な要因を聞かれると「前からプレスをかけず、相手に攻めさせておいてからカウンターを狙っていたらやられてしまった」と解説した。
この直後に守備ラインを3バックに変更して体制を整えた。
▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選