聖望学園、夏の全国王者・昌平に4-3で逆転勝ちの“金星”

聖望学園イレブン(写真=河野正)

 第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選は11月2日、浦和駒場スタジアムで準々決勝が行われ、聖望学園が今夏のインターハイ(総体)で初優勝を飾った昌平に4-3で逆転勝ちする“金星”を挙げた。11月10日の準決勝(NACK5スタジアム)で、関東高校大会予選を制した正智深谷と対戦する。聖望学園のベスト4進出は2年連続3度目となる。

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 中断中の県1部(S1)リーグ首位の自信もあるのだろう。夏の王者に対して及び腰にならず、立ち向かっていった見事な逆転勝利だった。

 前半9分に早々と先制されたが、これで吹っ切れたという。同点ゴールを決めたボランチの小山晃也(3年)は、「まだ時間もたっぷりあったし0-1なら想定内。あの失点でエンジンがかかり、自分がゴールを決めればいいと思ってプレーしました」と事もなげだ。

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▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選