U-18アルゼンチン代表イレブン

 スコアレスで迎えた後半、静岡ユースは出鼻を挫かれる。32分、アルゼンチンはスリッピーなグラウンドをもろともせずにボールを前に運ぶと、FWルーカス・アルフォンソがゴール前にスルーパスを通す。最後はMFディラン・カブラウが右足で押し込んで先制点をもぎ取った。

 ビハインドを背負った静岡ユースはここから巻き返しを図りたいところだったが、34分18秒に再び雷の影響でゲームがストップ。主審の合図で一斉にロッカールームに引き上げると、このまま試合終了となった。

 まさかの形で試合を終えた静岡ユースは黒星スタートとなったが、チームを率いる内藤康貴監督は「こんなに大変な状況で試合をやっていただいて、運営、SBS関係者、いろんな方々に感謝を申し上げます」と謝意を述べた上で、「本当に悔やまれる試合だった」と振り返る。その理由について、こう述べた。

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