前橋育英 vs 桐生第一
Jリーグ浦和レッズの育成組織で育ち、来季トップチームに昇格するユースのFW照内利和とは小中学の同僚。「ユースには上がれなかったけど、育英で充実したサッカー生活を送っています」と笑顔で話し、集大成の大会にすべてを懸けるという。
関東高校大会予選覇者で高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関東1部の桐生第一は、守備に追われながらも主将のGK上杉海晴(3年)が好守を連発してしのぐ。しかし攻撃では山田康太(3年)、原島謙伍(2年)の2列目がサイドからの突破を試みるが、相手の出足の速さと当たりの強さ、パスコースを消す読みの良さに遭い、会心の最終パスを供給できなかった。
後半のビッグチャンスはいくらか減ったが、それでも前橋育英のペースに変わりはなく15分にFWオノノジュ慶吏(3年)を送り出すと、前線が活発になった。
29分にオノノジュの強シュートから左CKを獲得すると、竹ノ谷が石井のボールを頭でねじ込んだ。35分にはこぼれ球を回収したオノノジュが、右から持ち込んで逆サイドに突き刺して勝負を決めた。
▽第103回全国高校サッカー選手権群馬予選
第103回全国高校サッカー選手権群馬予選