「1年生の時から経験を積んできた選手たちが主力になり、攻撃、守備ともに連動してバランスよくやれている。軸があるのはいいが、固定しすぎるとフレッシュさがなくなるので、これから出てくる選手、サブの選手たちにも期待したい」と山城監督。
キャプテンとしても存在感を見せた五嶋は、「無失点で終われたのは良かったけど、フィニッシュの質はまだ課題。(第2試合の熊本国府、東海大熊本星翔)どちらが勝ち上がってきても決勝は簡単ではないので、決勝までに改善したい」と、8ゴールの大勝にも厳しい表情。前回大会、そして今夏の全国高校総体と、「負けた悔しさを知っている選手が何人もいるので、選手権は自分たちの100%の力を出して、結果にこだわりたい」と、4連覇とその先にも目を向ける。
(文・写真=井芹貴志)
▽第103回全国高校サッカー選手権熊本予選
第103回全国高校サッカー選手権熊本予選