試合風景

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 そして、必死の思いで攻撃を続けていた都立つばさ総合に待望の同点ゴールが生まれる。後半25分、エリア内の混戦からシュートを放ち、これがゴール左に決まり同点。

 さらに、「もう一点いくぞ!」という言葉の通り、都立つばさ総合が猛攻をしかけ、迎えた後半35分、冨澤遼がエリア左で受け、ドリブルから向坪知哉へグラウンダーのラストパス。これを向坪知哉がスライディングで押し込み都立つばさ総合が終盤で勝ち越しに成功。このまま都立つばさ総合 がリードを守り切り、都大会への切符を掴んだ。

 試合後、都立つばさ総合のキャプテン下池竜幹が観客に「みなさんの応援のおかげで追いつくことができました。応援ありがとうございました!」と挨拶したように、選手だけでなく、スタンドの応援団と一緒につかみ取った勝利だった。

(文・写真 編集部)