京都橘も猛攻を見せ、アディショナルタイムには6執行がフリーでミドルシュートを放つが、これはバーの乾いた音に弾き返されタイムアップ。終わってみれば、攻守に球際で粘りぬいた帝京が京都橘を2-1で下し、12月31日に神奈川・等々力会場の第2試合で金沢学院大附(石川)vs鹿児島城西(鹿児島)の勝者と対戦する2回戦へと駒を進めた。

 

 2022年には当時2年生で今季はFC今治のJ2初昇格に大きく貢献したDF梅木怜、FW横山夢樹らが活躍しインターハイ準優勝するなど、近年は全国トップレベルの力を蓄えてきた帝京だが、選手権での勝利は2007年度・第86回大会1回戦の済美(愛媛)戦以来、実に17年ぶりと久々。

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▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会