矢板中央 vs 日章学園
対する日章学園のスターティングイレブンは、GKは1有薗大樹(3年)。4バックは右から2野口昊平(2年)、3吉川昂我(3年)、4藤山真(2年)、13三田井宏生(3年)。中盤はダブルボランチにU-16日本代表候補の20吉崎太珠(1年)と6小峠魅藍(3年)が入り、サイドハーフの右にU-18日本代表でJ2ベガルタ仙台内定の7南創太(3年)、左に8川越廉斗(3年)。2トップは9水田祥太朗(3年)とキャプテンも務める14高岡(3年)。原啓太監督も1回戦と同じ11人をセレクトした。
試合の注目はやはり日章学園FW14高岡。矢板中央はこの稀代の高速ストライカーに対し、GK1藤間のカバーリング、フィード能力を最大限に利用したハイラインを基本にしながら、ハイボールでの競り合いでは密着を徹底して自由を奪う策を採用した。ただ、日章学園も流石歴戦の兵。9分にはあえて高岡を相手DFに競らせた上で、その前に発生するスペースを突き、インサイドに入り込んだMF7南が左ポストに当たるミドルシュートで対抗する。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会