結局、徳島市立の得点源であるMF4山口からのパスコースも塞ぎ切った上田西は、ラストプレーで2藤川のミドルシュートがDFに当たってコースが変わり1点を許したものの、2-1で徳島市立を下し、2025年1月2日(木)・フクダ電子アリーナでの第1試合で矢板中央(栃木)と対戦する3回戦進出が決まった。
「次も相手をしっかり見て試合をしたい」と謙虚に語ったのは上田西・白尾監督。自分たちの持ち味を出すために、相手の穴を完ぺきに突いた彼らは、強固な守備を誇る矢板中央相手にも、自分たちのフットボールを貫く。
(文・写真=田原豊)
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会