愛工大名電イレブン
防戦一方の愛工大名電には千載一遇の直接FKのチャンス。キッカーMF6 三岡優(3年)の放ったボールを代わったばかりのFW9岩間丈一郎(3年)が頭で合わせて、1点差に。続く後半22分にも愛工大名電、FKのチャンスからあと少しのところまで迫った。
ただここは経験則のある巧者・前橋育英。冷静さを取り戻したのか、立て続けにチャンスを演出。試合を決定づける3点目がいつ入ってもおかしくない状況を作り続けた。
こうなると前橋育英の逃げ切りと誰もが感じた後半40分、ペナルティエリア内で相手選手を倒し、PKの判定。愛工大名電、ビッグチャンス。これをキッカーMF7蒲池壮汰(3年)が冷静に決め、土壇場で同点に。2-2で前後半終了し、PK戦に突入した。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会