ゲームを支配しながら、終盤、不用意なファールからの2失点について「ことしの典型的な失点のパターン。あたふたしてしまいました」とメンタル面の脆さを指摘するとともに、コンディションなどの問題でじゅうぶんな陣容が組めないなかでも「頼りになる選手がいるがどうか。追い詰められたときにしっかりまとめられる選手がいませんでした。そこでなんとかしなければならない。いい勉強でした」と困ったときこそ束ねられる選手の必要性を語った。
前回大会、前橋育英は2回戦で神戸広陵に2-0で敗れ悔しい思いをしたが、今回、2年ぶりの3回戦進出となった。
2025年1月2日に駒沢陸上競技場で行われる帝京大可児(岐阜)戦に向け、山田監督は「とにかく次に進めて、良い試合ができるチャンスをもらったということで次は頑張りたいです」と抱負を語った。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会