後半の2得点で堀越が2-0で津工に完封勝利 惨敗から2週間、堀越はなぜ完勝できたのか

堀越イレブン

 12月31日、第103回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が関東各地の会場で行われた。

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 駒沢陸上競技場では津工(三重)と堀越(東京A代表)が対戦し、2-0で堀越が完封勝利を収め、3回戦に駒を進めた。試合は後半12分、堀越MF8谷口悠成(2年)のパスからFW11髙橋李来(2年)がシュート。一度は阻まれたが、こぼれ球を押し込んで先制。さらに試合終了直前の40+1分、MF18小泉翔汰(3年)のパスを受けたFW10三鴨奏太(2年)がシュートを放ち、追加点を挙げた。

 堀越は前半、津工の5枚の最終ラインをなかなか崩せず、前半のシュートはわずか1本。この膠着状態に「僕が一番焦っていました。この展開はまずいな~と見ていました」と佐藤実監督。しかし後半に入ると徐々にボールが回り始め、効果的な攻撃が見られるようになり、結果2得点。

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▽第103回全国高校サッカー選手権大会
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