明秀日立 vs 近大和歌山
「明秀日立は強度が高くて縦に速い。ピンチは当然ありましたが、そこの対応はできていた。練習試合などでエラーも出ていた中、今日のゲームは、DFラインは選手権が決まってからのゲームで言えばよく踏ん張ってくれていた。集中力があったし、ギリギリのところで周りの人があっと驚くような守備をしていた」。
藪真啓がそう称えたように近大和歌山は良い守備で奪ったボールをカウンターに繋げると13分にはクリアボールがMF8小嶺李王(3年)の下へ。ドリブルでPAまで持ち込んでゴール前にパスを入れたが、DFに阻まれた。17分には中盤で奪ったボールを左前方に展開。MF7佐久間瑛介(3年)がカットインからクロスを上げたが、シュートまで持ち込めず。試合後、藪監督は「前半の方がゲームの運びが良かったと思っていて、シュートを打てたかなというシーンが2、3あった」と唇を噛んだ。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会