東北学院 vs 滝川第二
22分にはPA右でのFKを中央マイナスに入れて、FW24空久保善(2年)が強烈なシュートを放ったが、GK1橋本脩礼(3年)がストップ。28分には自陣からのクリアボールのこぼれ球を拾ったMF10三宅蔵ノ助(3年)が右サイドを抜け出し、ゴール前に展開する。受けた空久保が反転からシュートを放ったが、タイミング間合いを詰めた橋本が足でセーブ。こぼれ球を空久保が再び狙ったが、DF4吉田健太郎(3年)が身体に当てて、CKに持ち込んだ。
30分には中盤でのボール奪取から三宅がロングフィードをPA左に展開。上手くコントロールしたFW25北村勇貴(1年)がシュート、橋本が上手く前に出て足で触って、CKとなった。この日の橋本は父でもある橋本俊一監督が「GKが頼もしく見えました。いつも以上に頑張っていた」と称えるほどの高パフォーマンスを披露。「サンドバッグ状態で対応するのが僕の強み。こうやって高校3年生最後の大会で、自分のストロングポイントが出せて嬉しい」と本人も笑みを浮かべる働きで、無失点のまま試合を折り返した。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会