東北学院 vs 滝川第二
守備の時間が続いた東北学院だが、30分には左CK付近でFKを獲得。MF6杉山和勢(3年)がゴール前に上げたクロスをファーに飛び込んだ岡元が頭で合わせて先制に成功する。試合終盤はCKのこぼれ球から粘ってゴールを狙い続けるなど滝川第二に押し込まれたが、執念で跳ね返し続けて逃げ切りに成功した東北学院が3回戦へと駒を進めた。
「お互いに一昨日のゲームで消耗しているのは分かっていた中、プラン通り戦えた。セットプレーが勝負の分かれ目になると思っていた中、一昨日とは違うセットブレーで取ることができて良かったです」。橋本監督が話す通り、疲労が残る中でも勝負どころをしっかり抑えて勝利できた価値は大きい。東海大相模と対戦する3回戦に向けて弾みのつく勝利となったのは間違いない。
(文・写真=森田将義)
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
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